投資物件を購入する際に、不動産投資のリスクを知った上で、不動産投資を始めることが投資で失敗をしないために、大切であることは、こちらの記事（不動産投資で生じる7つのリスクとは？回避のコツや失敗する人の特徴も解説）でも紹介しました。

こちらの記事は、投資物件の購入を検討中の方だけでなく、マイホームの購入や賃貸でのお引越しを検討中の方にもぜひ知っておいていただきたい自然災害のリスクを知る方法としてハザードマップをご紹介します。

ハザードマップとは何なのか？

「ハザードマップ」とは、・・・

一般的に「自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図」とされています。防災マップ、被害予測図、被害想定図、アボイド（回避）マップ、リスクマップなど、さまざまな呼び名があります。

インターネットで検索をされる際に、「お住まいの地域名」＋「ハザードマップ」で探してもハザードマップを見つけられないときは、防災マップ、被害予測図、被害想定図、アボイド（回避）マップ、リスクマップなどという言葉で試してみてください。

鳥取市のハザードマップ、「鳥取市総合防災マップ」では、

洪水

津波

土砂災害

についての情報が提供されています。

FAQ～ハザードマップに関するよくある質問～

鳥取市の不動産会社である不動鳥取では、売買・賃貸とも不動産取引をされるお客様に対して、重要事項説明をさせていただきます。

重要事項説明の際に、お客様にお伝えしているハザードマップの情報は、水害ハザードマップ（洪水・雨水出水・高潮・津波）における物件の位置です。

不動産会社として、ハザードマップについて、説明をさせていただく際に、不動産を購入される方・借りられる方から、たずねられる質問とその回答をこちらにまとめてみました。

Q　鳥取市のハザードマップの冊子はどこでもらえますか？

A　鳥取市役所では、・・・

・1階　総合案内

・1階　市民課

・3階　危機管理課

で手に入れることができます。

A　総合支所では、・・・

・国府町総合支所　地域振興課　(0857）-39-0555

・福部町総合支所　地域振興課　(0857）-75-2811

・河原町総合支所　地域振興課　(0858）-76-3111

・用瀬町総合支所　地域振興課　(0858）-87-2111

・佐治町総合支所　地域振興課　(0858）-88-0211

・気高町総合支所　地域振興課　(0857）-82-0011

・鹿野町総合支所　地域振興課　(0857）-84-2011

・青谷町総合支所　地域振興課　(0857）-85-0011

で入手可能です。

Q　鳥取市では、冊子として製本されているハザードマップとインターネットで公開されているハザードマップどちらが最新のハザードマップですか？

A　鳥取市のハザードマップでは、冊子とインターネットで公開されている情報は、基本的には同じ情報になっています。（2023年10月10日時点調べ）

ただし、指定緊急避難所・指定避難所情報につては、インターネットで公開されている情報が最新の情報となっています。

なお、鳥取市の地図情報サービスでハザードマップをチェックされたい方は、操作方法がこちらで説明されているので、参考にして下さい。

Q　鳥取市では、ハザードマップに関するアプリはありますか？

 

A　あります。

鳥取市では、鳥取市防災アプリが提供されています。

最新のハザードマップ情報の閲覧

緊急避難所の開閉状態

Jアラート情報や防災行政無線と連動した緊急情報の自動配信

鳥取市の情報を知ることができるFM鳥取リンクRADIO BIRD

などのサービスが提供されています。

また、鳥取市防災アプリは、日本語以外の言語にも対応しており、英語・韓国語・中国語・ベトナム語・ポルトガル語・ドイツ語・ロシア語にも対応しています。

アプリのダウンロード方法を含めた、鳥取市防災アプリの詳細は、鳥取市のホームページでご確認下さい。

Q　いざというときに備えて、何を準備しておけばよいですか？

A　非常持出品・非常備蓄品を準備しましょう。

 

非常持出品とは、避難必要になったときに持ち出す物です。

・・・例えば、

水（ミネラルウォーター・給水袋）

食料品（レトルト食品・缶詰・菓子など）

調理器具（缶切り・はさみなど）

清潔品（トイレットペーパー・ウェットティッシュなど）

薬・救急用品（くすり・ばんそうこう・マスクなど）

情報確認手段（携帯電話・携帯ラジオ・充電器）

日用品（カイロ・レジャーシートなど）

衣類等（タオル・着替えなど）

貴重品・書類（現金・身分証明書など）

 

非常備蓄品は、家族が最低3日間、できらば7日間過ごせるように準備しましょう。

・・・例えば、

水（飲用水；1人1日あたり３L・生活用水；１人1日あたり７L）

食品（そのまま食べられるもの・乾物・主食など）

調理器具（カセットコンロ・ボンベ・キッチンばさみなど）

人により、持ち出せる荷物の重さや必要なものは、さまざまです。

鳥取市のハザードマップでは、冊子の中でも、非常持出品・非常備蓄品についても紹介されています。気になる方は、ぜひハザードマップを入手してみてください。

まとめ

不動産を購入や賃貸での引っ越しをする際に、災害リスクを参考に物件を決めたり、事前にハザードマップで避難所をチェックしておくことで、災害におけるリスクを減らすことができます。不動産会社が重要事項としてハザードマップについて説明をしてくれます。もしも、分からないことがあるときは、分からないままにしておかず、不動産業者に質問したり、地域の防災担当者にたずねたりしてみましょう。

鳥取の不動産について相談されたい場合は、不動鳥取までお気軽にご相談下さい。